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入居者様インタビュー(3)下川さん

シェアオフィス&コワーキングスペースfabbit岡山問屋町 管理人の菱田です。

好評の入居者様へのインタビュー。

シェアオフィスやコワーキングスペースを選ぶ上で気になる条件はいくつかあると思います。

立地、金額、雰囲気など・・・。

けれどやはり一番気になるのは、「どんな人がいるのだろう?」ということですよね。

 

今回は、下川さんにお話を伺いました。

1.安くてうまい、デジタルテクノロジー

菱田「よろしくお願いします」

下川「よろしくお願いします」

菱田「下川さんは今年に入ってからのご利用ですね。どんなお仕事なんでしょうか?」

下川「簡単に言うと、中小企業の社長さんのいろんな悩みを『安くてうまい』デジタルテクノロジーを使って解決してます。」

菱田「と、言いますと。」

下川「今はgoogle広告 や、サイボウズさんがやっていらっしゃる『kintone』(業務改善アプリを自前で作れるもの)があったり、 あとは『monaca』っていうアプリなどを使いながら、お悩みを解決しています。」

菱田「へぇーー!(感嘆)クライアントさんは主に、東京ですか?」

下川「そうですね。全体の、8割くらいが東京。2割が岡山ですね。」

 

菱田「もともと東京で、岡山に帰ってこられたんですか?」

下川「いえ、Iターンといって、妻が岡山なんですね。実は婚活アプリを通じて知り合ったんですけど、私はそれまで岡山には来たことがなくて。」

菱田「そうなんですか!いつから岡山に?」

下川「2018年の10月くらいだったかな?まだ1年来てないですね。」

菱田「そうやって岡山に来られて、オフィスを探すきっかけはなんだったんですか?」

2.個人事業主あるある、「自由」の弊害とは

 

下川「1月にね、子どもが産まれたんですよね。」

菱田「まぁ、おめでとうございます。」

下川「ありがとうございます。その時、妻が里帰り出産で実家に戻ってたんですよ。そうすると僕一人になりますよね。

とにかく自由度の高い仕事スタイルですが、怠けやすい自分にとってはリスクもあります。 たとえば深酒して昼まで寝て、ほんの少し仕事して、また深酒してを繰り返してました(笑) 」

菱田「面白いですね!(笑)」

下川「一つもいいことはありませんよね(笑)完全一人ですし、知り合いもいないですし、完全に大学生状態ですよね。そこで嫌になって、

『これ、どうにかしないといかんな』と。」

菱田「すごく良い入居動機ですね!」

下川「結果、ある程度は強制的に仕事に集中できる環境と時間を作る ことが必要だと考えました。 で、それも酒を飲みながら(笑)ネットで検索してここを見つけて、見学を申し込んで、見学行ったその日に契約して。確か次の日から使い始めたという感じですよね。」

菱田「そうでしたね。」

下川「でもその前から、レシオ(※ファビット岡山問屋町の運営母体でもあるフィットネスジム)には通っていて。だから今日も、インタビューが終わったらレシオ行って筋トレして帰るっていう。」

菱田「まぁ、ありがとうございます!」

下川「元々運動はわりとする方で、公園とかでトレーニングとかしてたんですけど、やっぱり人の目がないと、かつお金払わないと続かないですよね。何事もだと思うんですけど。」

菱田「本当にそうですよね。」

下川「だから、お金を払って強制的に自分のルーティーンを作って、リズムを取り戻して。結果的に、そこから仕事がさらにうまくいくようになっていたので、レシオとここ(ファビット)セットの力ですよね。」

菱田「それ、めっちゃいいセットですね!すごい!嬉しいです!(かなり興奮)」

下川「ははは、そうですね(笑)」

 

3.ライフステージで変化できる、働き方

菱田「今は、一日はどのように過ごされているんですか?」

下川「今は9時半までは家にいて、一応僕、家事とかもわりとやるんですよね。といっても、出張もけっこうあるので、その部分はワンオペで頑張ってくれているから。僕がいるときくらいは9時半までと、予定が特別なければ、夕方4時から6時の間は妻のフリータイムにしていて。」

菱田「えぇ!奥さんにフリータイムをあげてるんですか?・・・その制度みんなに取り入れて欲しい・・・(つい本音が)」

下川「あはは(笑)僕、そんなに気持ちを素直に出すのが得意じゃないので、日頃の感謝の気持ちをうまく言葉で表現できないんですよね。だから、わかりやすい行動で示しているというか。」

菱田「そんなご主人なかなかいませんよ・・・初めて聞きました!」

下川「でも、仕組みにして習慣にしてしまえば、けっこう楽なんですよね。」

菱田「なるほど。こういう働き方っていいですね。

他人に縛られない分、自分で規律を設けないとたしかに、大変なことになったりしますけど(笑)でも、そのときの暮らしにあわせて仕事も自分の裁量で変化させていける。

ライフスタイルを夫婦で作っていける感じが、すごくいいな、と思います。」

下川「家事とかね、生産的じゃないよな、て思うときもあるんですけどね。でもこういう『抜き』の時間も大事だな、と思っているんですよね。」

4.「ひとり法人」のコミュニティを作りたい

菱田「そんな、羨ましいくらいのライフスタイルの下川さんですが、今後の展望は、どのようなものがありますか?」

下川「さきほどお話した僕の仕事内容なんですけど、google広告 にkintone 、それからmonaca。僕、それぞれに全部コンサルを付けてるんですよ。その方たちからの助言を受けながらやっています。僕は元々営業なので、ヒアリングとか話を膨らませるのは得意なんです。でも、問題解決はそんなに得意じゃない。」

菱田「なるほど。」

下川「で、来年以降は営業に専念したいんだけど、コンサルを付けながら実際に経験することで、売るモノがわかるじゃないですか。で、来年以降は今お願いしているコンサルの方たちに、仕事を渡していきたいなと。それで、回っていくじゃないですか。」

菱田「そうですね。」

下川「で、平行して来年から『ひとり社』ネットワークというプロジェクトを進めて行きます。ひとり『社』なので、会社なんですね。でも、『ひとり』なんですよ。フリーランスでもなく、マイクロ企業でもなく、完全ひとりの会社。」

菱田「はい。」

下川「このコミュニティを広げていきたいな、と。」

菱田「へぇ、面白いですね!」

下川「有料サロンみたいになるかな、と思うんですけど。ここにくると、ひとり社のロールモデルがたくさん見られる場所を作りたい。それから、自分の一番自信のあるスキルをマニュアル化してもらって、そのマニュアルをクローズドな空間で交換できるようなコミュニティを作れたらな、と。」

菱田「なるほどー。」

下川「試算してみたんですけど、岡山には今、就業していて起業を希望されている方が、3.5万人いるんですね。」

菱田「へぇー!それ、何データですか?」

下川「これは総務省などからなんですけど・・・」

(ここからデータに基づく、かなり具体的な話が続きます。)

 

菱田「『ひとり社』にはいるのは、個人事業主も入れるんですか?法人だけですか?(ちょっと気になり始めてます)」

下川「これは、法人だけですね。僕はなぜ、法人にするのか、っていうことがすごく大事だと思うんです、理由はいろいろあると思うんですけど。本質的なことは『別の人格を作る』というところだと思うんですね。」

菱田「法人格を作る、ですね。」

下川「はい。僕は糸井重里さんが好きなんですね。おそらく彼の本だったかと思うんですけど、矢沢永吉さんの 話が出てきたんです。なにかお願いされたときに、彼が『俺はいいけど、yazawaが何て言うかな』と、答えたという。」

菱田「あーー!わたしもそのエピソード好きです。パクったことあります(笑)」

下川「あはは(笑)そうですか。一部の人や芸能人の方なんかは、すでにやっていることなんですけど、特に『会社として』やるっていうことは、もっと普遍性のある、社会性のある理念が自分の中にあって、それを実現したいがために、法人格を持つ、という風に考えたんですよ。」

菱田「なるほどーーー。」

下川「そして、対企業さんの場合には、契約が取りやすくなるということもありますよね。」

菱田「そうなんですよー!(切なる叫び)」

下川「ですよね。他にもメリットは沢山あると思うんですけど、法人格を作ることで視点が変わるんです。自分のためだけだったらできないことが、できるようになる。」

菱田「なるほど。じゃあひとり社ネットワークのメンバーはそれぞれ自立しながら、そのコミュニティを活用して助け合えるわけですね。」

下川「そうです。今、大手企業で働きながらも『なにかしたいな』と思いながらできずにいる人たちがいると感じていて。じゃあ、そういう人たちが、どんな条件がそろえば起業できるのかな、と考えています。」

菱田「なるほど!」

下川「イメージとしては、起業したい、と思ったときに、この『ひとり社』という選択肢がもっと出てきて欲しいんですね。」

菱田「たしかに、知らないから恐いですもんね。ロールモデルがいると、心強いですね。」

(ここからさらに詳しいコミュニティの構想について、お伺いしました。)

 

下川「・・・そうなってくると、ここファビットもひとつの拠点になってくると思ってるんですよね。」

菱田「たしかに。私もいずれは法人化しようと思っていたんですね。でも今までは『収入がこのくらいになったら、法人化したらいいよ』とか、そういったアドバイスを受けることが多かったんです。

でも、今日はまた別のアプローチから、法人化の意義についてお伺いすることが出来て、とても良かったです。」

下川「損得で考えたら、ベストなタイミングってあると思うんですけど。でも、それだけじゃない。『身が引き締まる』感じがしますよね。まだまだ僕の中で言語化出来ていないところもあるので、そこをしっかりとして、来年スタートしたいと思っています。」

菱田「そのときには、ぜひここファビットとも相互リンクを貼っていただいて(笑)一緒にできたら素敵ですね!」

下川「そうですね。」

菱田「ぜひ完成したら教えてください!今日は貴重なお話をありがとうございました。」

下川「ありがとうございました!」

 

・・・・・・

いかがでしたでしょうか?

前回のインタビュー記事を読んで、しっかり準備した上で臨んでくださった下川さん。

私自身も大いに刺激を受けることが出来ました。(まだまだお伺いしたお話はたくさんあるのですが、全てをご紹介できず残念です。)

今後の下川さんのご活躍にも注目したいと思います。

ご協力、ありがとうございました。

 

最後までお読みいただきましたみなさま、ありがとうございました。

また更新しますね。

 

fabbit岡山問屋町 管理人 菱田

 

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