シェアオフィス&コワーキングスペースfabbit岡山問屋町 管理人です。
好評の入居者様へのインタビュー。
シェアオフィスやコワーキングスペースを選ぶ上で気になる条件はいくつかあると思います。
立地、金額、雰囲気など・・・。
今回は、松原さんにお話を伺いました。
(fabbit岡山問屋町は女性の利用者も多いのが特徴だと思います^^)
1.強みは、全国1位のカウンセリング力
管理人「まず、お仕事内容から教えていただいても良いでしょうか?」
松原「はい、仕事は主に、お店にリピーターを作る方法をお伝えしています。」
管理人「お店、というのはメインはエステサロンでしょうか?」
松原「そうですね、美容サロンや整体などが今までは多かったのですが、最近はクリニックさんや、営業の方なども増えました。なにか『モノを提供して買い続けていただける』、ということと、『人に好かれるセールス』を通じてお客様との関係作りをお伝えしています。」
管理人「そうなんですね!クライアントさんは県外の方が多いですか?」
松原「そうですね、多いです。」
管理人「元々は、岡山でお仕事をされていたんですか?」
松原「はい。ちょうど1年前に退職して、20年美容系の会社に勤務していて、カウンセリングだけを専門でやっていました。30分カウンセリングして、長期のご契約をいただくっていう。」
管理人「すごい!じゃあ、契約をとって、後はお願いね、と(笑)」
松原「そうですね。そこが苦手な方がとても多いんですよね。商品はすごく良いし、サービスもすごく良いし、という方って『職人』の方が多くて、提案の仕方がちょっと苦手だったりするので。」
管理人「もともと得意だったんですか?」
松原「経験を積む中で、得意になったという感じですね。全国展開の会社だったのですが、ありがたいことにずっと1位だったんです。」
管理人「すごい!」
松原「でもね、やっぱり誰でも出来る再現性がないと行けないと思って、そんな仕組みを作ってみたら、みんな出来るようになって。」
管理人「えぇ!すごい!」
松原「だから、もちろんここの会社にいて、この会社の方たちだけに教えても良いけど、すごい困っているエステティシャンの方や営業の方ってとても多いですよね。そういう方が学ぶ場所がなかったので・・・。
そういう方が、誰でも出来るようにパッケージにして、お伝えした方が、社会貢献になる気がして。」
管理人「たくさんの方の役にたてますもんね。」
松原「そうですね。」
2.女性ならではの入居理由
管理人「まだ1年なんですね。」
松原「昨年の6月末に辞めたので、ちょうど1年くらいです。」
管理人「もともとあくら堂をご利用だったんですよね。いつから利用されているんですか?」
松原「退職前からですね。辞めようと思ってから時間がかかったので、平行して準備期間として。」
管理人「シェアオフィスを利用しようと思ったのは何故ですか?」
松原「最初はカフェとかでしていたんですけど、長時間だと気を遣うというのと。あと、一番のメリットは住所が使えるというところですね。オフィスも必要ないのですが、自宅住所を教えるのも気になって。」
管理人「確かに、特に女性は気になりますよね。」
松原「そうですね。それで、fabbitができてこちらも利用するようになりました。自宅も近くなって。」
管理人「そうなんですね。今はどのくらい利用されていますか?」
松原「岡山にいてオンライン講座があるとき・・・月半分くらいかな、と思います。家にいると、なかなか集中できないから(笑)」
管理人「わかります(笑)最近環境って大事だな、と思います。」
松原「そうですよね。私はオンライン講座をするときに、『自宅感』がないのがいいな、と思っています。どうしても自宅だと、気になるというか。自宅ではなく、オフィスって良いですよね。」
管理人「わかります、オフィスだと『きちんと準備してくれている』感がありますよね。」
松原「そうなんです、オフィスでやる方が相手の方から信頼される感じがあるかな、と。細かいかな(笑)でもそういうところが大事だなって思っています。
ここ、おしゃれだから。相手の方に雰囲気を見ていただくこともあります。」
3.集客は、1年間ほぼ口コミ
管理人「一年経って、とっても順調そうに見えるのですが、集客とかってどうされているんですか?」
松原「それが、ありがたいことにほぼ口コミなんです。SNSとかも最初は頑張ったけど、もう良いかな?って(笑)」
管理人「SNSにアップされているお写真、いろいろなサロンのスタッフさんたちと撮影されていたりしますよね!
たくさんクライアントさんがいらっしゃるんだな、と思いつつ拝見しています。」
松原「ありがとうございます。」
管理人「これからの展開はどのようにお考えですか?」
松原「私は一時集客は得意ではないんですね、リピーター作りが得意なので。集めるのが得意な方と一緒になにかできたらな、と思ったり。やり方があう方と組んで、一緒にできたらいいな、と思っています。」
管理人「なるほど、誰かを育てるというよりも、それぞれの強みを生かして、タッグを組むイメージですね。」
松原「そうですね。ある程度はもちろん再現性のあるノウハウを持っているんですが、今、かなり細やかにクライアントさんのフォローをしているんです。台本まで書くので。
私が実際起業したときに、起業塾とかに行くとよく先生から言われたのが、『魚の釣り方を教えます!』だったんですけど。
でも『いやいや、その前に餓死します!』って思ったんですよね(笑)」
管理人「たしかに!」
松原「余裕のある方は良いんですが、ギリギリで起業した人はそれだと、売上が上がる前に潰れちゃうんです。私のところにもそういうクライアントさんがいるので、最初は『魚』をあげながらやっているんです。」
管理人「すごい・・・!」
松原「演技指導までやります。そうしたら、成功体験を積む中で自信がついてきて、好きになってくるんですよね。」
管理人「ここまでできるのは、これまで20年間の実績があるからですよね。・・・無敵ですね!」
松原「たまにあれ?というときもありますけどね(笑)そういうときは、台本書き直します。」
4.リピーター作りのプロの悩み
管理人「素晴らしいですね。困ることとか、ないですね。」
松原「そうですね・・・。今のところ、誰も辞めないんですよね(笑)」
管理人「さすがリピーター作りのプロですね!」
松原「ありがとうございます(笑)継続されるとどんどん成果が上がって、求められるレベルもどんどん上がるので、そこが悩みと言えば悩みです。」
管理人「贅沢な悩み。フリーになって良かったですか?」
松原「そうですね。やっと慣れた感じです。毎月決まったお給料が入ってこないという恐怖と、どんどん新しい人に会わないと行けないといけないっていう。
でも、ようやく慣れて、楽しいです。」
管理人「なるほど。今日はありがとうございました。やっぱり女性ならではのお話がいろいろと伺えました!」
松原「そうですか、良かったです。背景の話とかですよね、男性はあまり気にならないかもしれないんですが、私はけっこう後ろとか気になって。」
管理人「私も見ます。」
松原「そうですよね?見ますよね?良かった私だけじゃなくて(笑)」
管理人「見ますよ!でも、松原さんとお話するまで、自分がそこを気にしていたことに気がついていませんでした。言語化されていなかったというか。」
松原「そうなんですよね。」
管理人「プロの視点だな、と思いました。」
松原「私がたくさん受けたので。ずっと会社員だったので、いろいろな不安があって、集客どうしよう、とか。お金の管理をどうしよう、とか。実際に足も運びましたが、オンラインでもたくさん学んだので。」
(ここから実際に学んだ起業塾などでの経験談を聞かせていただきました。こういった情報をシェアできることも、コワーキングならではの良さですよね。)
管理人「これまでの経験がこうして今、生かされてるんですね。今日は本当にありがとうございました。」
松原「ありがとうございました。」
・・・・・
いかがでしたでしょうか?
丁寧にひとつひとつの質問に答えてくださった、松原さん。リピーター作りのプロだけあって、(元々ファンでしたが)ますます好きになりました。
松原さんの今後のご活躍を応援しています!
ありがとうございました。
そして、最後までお読みいただきましたみなさま、ありがとうございました。
また更新しますね。
fabbit岡山問屋町 管理人